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日医・中川氏「第4波」で早期の緊急事態宣言にも言及
「医療従事者向けワクチン接種進んでいない」

 日本医師会会長の中川俊男氏は2021年4月14日の定例会見で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全国的な感染状況について「第4波だ」との認識を示し、「状況によっては早期の緊急事態宣言が必要だ」と述べた。

 大阪府では4月13日、新規陽性者数が1000人を超えた。首都圏における感染者数のリバウンドと、変異株の感染拡大について、中川氏は「大阪から3週間遅れで緊急事態宣言を解除した首都圏1都3県でも発生する恐れがある」と警鐘を鳴らした。

 新型コロナワクチンについては、4月12日から高齢者向け接種が開始された。対象者約3600万人に対し、政府は6月末までに2回分のワクチンの配送が完了すると見込んでいる。高齢者接種は医療従事者と並行して進められているが、中川氏は「医療従事者接種が進んでいない」として、「高齢者向けワクチンの一部を、接種を担当する医療従事者に先行接種することが認められている。全国の市区町村に徹底してほしい」と主張した。政府のスケジュールによると、医療従事者約480万人の2回接種分については、5月10日の週以降に配送が完了する見通しだ。

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