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電話が殺到、SNSに誤情報、子どもが別室保育…日医調査で判明
医療従事者らへのCOVID-19風評被害700件

 日本医師会は2021年2月3日、新型コロナウイルス感染症COVID-19)に関連して、医療従事者らに対する風評被害が全国で698件あったと発表した。日医会長の中川俊男氏は「風評被害という状況を飛び越えて深刻な差別、人権侵害に当たる事例が散見された。過酷な状況で仕事をしている医療従事者が精神的ダメージを受けていることが心配される」と述べ、国への対応などを求めた。

 調査は2020年10月1日~12月25日、47都道府県医師会を通じて実施した。風評被害の対象者、具体的な事例、対応策についてメールなどを用いて調べ、回答総件数は698件だった。全都道府県から回答があった。

 被害対象者の内訳は、「医師以外の医療従事者」が最多で277件(40%)。以降は「医療機関」(268件、38%)、「医師または医療従事者の家族」(112件、16%)、「医師」(21件、3%)と続いた(図1)。

図1 被害対象の内訳(日医会見資料より)

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