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初・再診の一定額を保険給付から控除し、その同額以上を上乗せ
紹介状なし大病院受診、定額負担を増額へ

 厚生労働省社会保障審議会・医療保険部会は2020年12月2日、紹介状なし患者の大病院受診時の定額負担(選定療養)について、初・再診について一定額を保険給付から控除し、それと同額以上に定額負担を増額することを了承した。ただしこれまでの議論において、保険給付からの一定額の控除に対して医療関連の委員から反対意見が挙がっていたことを考慮し、厚労省はかかりつけ医機能を担う地域の医療機関を受診せず、あえて紹介状なしで大病院を受診する患者に対する「例外的・限定的な取り扱い」である点を明確にした。
 徴収義務の対象医療機関は、現行の特定機能病院と一般病床200床以上の地域医療支援病院のほか、外来機能報告制度を今後創設する際に新たに設ける予定の「紹介患者への外来を基本とする医療機関」にも広げる。同医療機関は手挙げ制となる見込み。

図1 かかりつけ医機能の強化を図るための定額負担の拡充案
(出典:第136回社会保障審議会医療保険部会資料)

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