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学会トピック◎米国心臓協会学術集会(AHA2020)
僧帽弁置換患者の心房細動にNOACは使えるか
リバーロキサバンとワルファリンを比較したRIVER試験の結果

ブラジル・アルバートアインシュタイン病院のOtavio Berwanger氏

 生体弁による僧帽弁置換術後で心房細動/粗動を合併する患者に対する抗凝固療法として、ワルファリンに対するNOAC(非ビタミンK拮抗経口抗凝固薬、DOAC=直接経口抗凝固薬ともいう)リバーロキサバンは非劣性であることが示された。11月13〜17日にインターネット上で開催された米国心臓協会学術集会(AHA2020)で、ブラジル・アルバートアインシュタイン病院のOtavio Berwanger氏らが報告した。

 RIVERは、生体弁による僧帽弁置換術後で心房細動/粗動を合併する患者に対する抗凝固療法として、リバーロキサバンがワルファリンに比べ非劣性であるかを検証した多施設共同オープンラベルのランダム化比較試験。ブラジルの49施設により行われた。対象は、生体弁による僧帽弁置換術後で、心房細動/粗動による血栓塞栓症予防のため、経口抗凝固療法を実施しているか、これから導入しようとしている患者1005例。これを、リバーロキサバン(20mg/日)投与群(500例)、またはワルファリンをINR2.0〜3.0で管理する群(505例)に、1対1でランダムに割り付けた。

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