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学会トピック◎欧州脳卒中学会/世界脳卒中機関会議(ESO-WSO 2020)
ドリップシップとマザーシップで成績に差なし
2つの脳卒中救急搬送システムを比較したRACECAT試験の結果

ヴァルヘブロン大学病院のMarc Ribo氏

 急性期脳梗塞患者をまず最寄りの一次脳卒中センター(PSC)に収容して組織プラスミノーゲンアクチベーター(tPA)投与を含めた初期治療を行い、適応があれば包括的脳卒中センター(CSC)に搬送し血栓回収療法を行うドリップシップ法と、多少遠くても最初から血栓回収療法まで行える施設に搬送するマザーシップ法のどちらが患者アウトカムは優れるのか──。スペイン・カタルーニャ州全域をフィールドに実施されたRACECAT試験では、90日後の改訂Rankinスケール(mRS)で評価した治療成績に差はないという結果になった。11月7~9日にインターネット上で開催された欧州脳卒中学会と世界脳卒中機関の合同会議(ESO-WSO 2020)で、ヴァルデブロン大学病院(スペイン)のMarc Ribo氏、ゲルマンス・トリアス・イ・プジョール大学病院(スペイン)のNatalia Perez de la Ossa氏らが発表した。

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