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学会トピック◎欧州脳卒中学会/世界脳卒中機関会議(ESO-WSO 2020)
チカグレロル+アスピリンで脳卒中再発を予防
THALES試験の結果、米FDAは脳卒中への適応拡大を承認

米国テキサス大学のS. Claiborne Johnston氏

 欧州脳卒中学会と世界脳卒中機関の合同会議(ESO-WSO 2020、会期:11月7~9日、インターネット上で開催)で米国テキサス大学のS. Claiborne Johnston氏らは、脳梗塞急性期の再発予防に関して、抗血小板薬チカグレロルとアスピリンの併用投与はアスピリンの単独投与よりも優れていたと発表した。THALES試験の結果で、これに基づき米食品医薬品局(FDA)は11月6日、チカグレロルの脳卒中の再発予防に関する適応拡大を承認した。

 THALESの対象は、軽症~中等症(NIHSS 5以下)の急性期非心原性脳卒中もしくは一過性脳虚血発作(TIA)で、症状出現から24時間以内、血栓溶解療法または血栓回収療法が予定されていない患者とした。リスクが高い1カ月以内の脳卒中再発予防を目的とした抗血小板療法として、30日間のチカグレロル(初回180mg、その後90mg×2回/日)+アスピリン(初日300~325mg、その後75~100mg/日)の2剤併用投与と、アスピリン単独投与を比較した。

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