日経メディカルのロゴ画像

1分解説◎ストレスは再燃の誘因となり得る
安倍首相を2度も辞任に追い込んだ潰瘍性大腸炎

 2020年8月28日、安倍晋三首相が辞任を表明した。持病の潰瘍性大腸炎の再燃がその大きな理由だ。8月17日には慶應義塾大学病院(東京都新宿区)に受診し、24日にも同院を再受診していたことが報じられていた。

 安倍首相は2007年にも、同じく持病の悪化を理由に辞任している。本人が各種メディアで話していた内容によれば、この際は、5-アミノサリチル酸(5-ASA)製剤であるメサラジン(商品名アサコール、ペンタサ、リアルダ他。安倍首相が服用していると話していたのはアサコール)の服用により寛解に至り、寛解状態を長期間にわたって維持できていた。しかし、2020年6月の定期健診で潰瘍性大腸炎の再燃の兆候が見られるとの指摘を受け、7月中旬から体調に異変が生じ、体力の消耗が激しくなったと28日の会見では説明した。

この記事を読んでいる人におすすめ