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人材不足に対応、介護施設の職員配置の効率化を狙う
ICTでの生産性向上を主導する介護職員の育成サービス
コニカミノルタ子会社と社会福祉法人善光会が共同開発

コニカミノルタQOLソリューションズ(株)の代表取締役社長の三浦雅範氏(右)と、社会福祉法人善光会の理事・最高執行責任者の宮本隆史氏

 コニカミノルタ(株)(東京都千代田区)の子会社のコニカミノルタQOLソリューションズ(株)(同)と社会福祉法人善光会(東京都大田区)は10月7日、ICT(情報通信技術)を利用して介護施設や高齢者住宅の生産性の向上などを主に担う介護職員を育成する「ケアディレクターサービス」を共同で開発して提供を開始した。

 介護人材不足が深刻化する中、ICTを使った業務の効率化などに注目が集まるが、介護現場ではなかなか活用が進んでいないのが現状。そこで両法人は、ICTによる生産性向上を推進する現場リーダーの育成を図る。特別養護老人ホームや有料老人ホームを中心に既に18施設から相談を受けており、今年度は50施設、来年度は100施設に導入したい考えだ。

 コニカミノルタQOLソリューションズは、居室の天井に備え付けて入居者の行動(起床や離床、転倒、ベッドからの転倒など)を認識する行動分析センサーや、スマートフォンを使ってケアの実施後すぐにケア記録などを入力できるシステムを開発・提供している。一方、善光会は東京都大田区で特養や認知症高齢者グループホーム、介護老人保健施設などを展開し、介護ロボットやICTを積極的に導入して業務効率化や生産性向上を早い時期から進めてきた。ケアディレクターサービスでは、コニカミノルタQOLソリューションズがコーチングプログラムの開発やデータ活用環境(行動分析センサーやデータ収集・分析システムなど)の構築を、善光会はケアディレクターのスキル要件の定義や教育コンテンツの開発を担う。

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