ネプリライシン阻害薬サクビトリルとアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)バルサルタンの合剤(海外での商品名Entresto、開発コードLCZ696)は、左室駆出率(EF)が低下した心不全(HFrEF)に対してはPARADIGM-HF試験で有効性が確認され、既に欧米では承認され広く使われている。EFが保持された心不全(HFpEF)にも同薬が有効かを検証したPARAGON-HFの結果が、欧州心臓病学会会議(ESC2019、会期:8月31日~9月4日、開催地:パリ)で発表された。残念ながらHFpEFに対しては、有意な心血管リスクの減少を示すことはできなかった。

ネプリライシン阻害薬、HFpEFに有効性示せずの画像

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