昨年、欧州で行われたWAKE-UP試験の結果が発表され、頭部MRIの拡散強調画像(DWI)とFLAIR画像で虚血性変化の所見が一致しない場合(DWI/FLAIRミスマッチ)、発症4.5時間以内である可能性が高いとして、正確な発症時刻が不明な脳梗塞であってもDWI/FLAIRミスマッチを認めれば組織プラスミノーゲンアクチベーター(tPA)を投与できることになっている。同時期にWAKE-UP試験と同様のプロトコールで日本で行われた、発症時刻不明の脳梗塞に対するアルテプラーゼの有用性を検証したTHAWS試験の結果を、5月22日から大阪市で開催された第60回日本神経学会学術大会で、国立循環器病研究センター副院長で脳血管部門長の豊田一則氏が発表した。

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