日経メディカルのロゴ画像

特集◎再生医療はここまで来た!《3》
1つの遺伝子導入で線維芽細胞を心筋細胞へ転換
iPS細胞など幹細胞不要の心筋直接リプログラミング法を開発

2018/08/11
武田 京子=医学ライター

 たった1つの遺伝子Tbx6を導入するだけで、線維芽細胞から心臓中胚葉細胞を直接誘導できることを、筑波大学循環器内科学教授の家田真樹氏、慶應義塾大学循環器内科の貞廣威太郎氏、産業技術総合研究所創薬分子プロファイリング研究センターの五島直樹氏らのグループが発見。さらに心臓中胚葉細胞でのTbx6の発現期間を調整することで、心臓中胚葉細胞を心血管系細胞(心筋細胞、平滑筋細胞、血管内皮細胞)や筋骨格系細胞(骨格筋細胞、軟骨細胞)に分化誘導できることを見いだした。この研究成果は8月10日、Cell Stem Cell誌に掲載された。

この記事を読んでいる人におすすめ