夏季は、細菌性の食中毒の発生数が増える季節だ。2017年の食中毒患者集計で、細菌性食中毒の原因菌として最も多かったのはカンピロバクターで、全報告数1万6464人の14.1%を占めていた。例年、年間2000〜3000人の患者報告が続いており、飲食店で提供された生または加熱不十分な鶏肉に由来することが多い。そのため、厚生労働省は2017年3月、飲食店業者など関係事業者に対して、鶏肉は過熱が必要であることを客に確実に伝えるよう要請する通知を出すなど、対策が進められており、今夏のカンピロバクター食中毒患者は減少する可能性もある。

依然高いカンピロの薬剤耐性、最適な抗菌薬は?の画像

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