全日本病院協会は7月14日、同協会会員施設の医師を対象に、総合的な診療能力を身に付けるための研修「全日病総合医育成プログラム」を開始した。受講期間は2年(希望により1〜5年)と長期のプログラムだが、全国から約60人の医師が集まった。同協会担当者は「受講の募集を受け付けてから2〜3カ月後には元々、想定していた40人の定員を超えて応募が寄せられたため、定員数を増やして対応した」と応募状況を話す。 研修を始めるにあたり同協会会長の猪口雄二氏は、高齢化と共に、認知症を含む複数疾患を抱えた患者が増加している現状を説明。新専門医制度による専門研修が始まった総合診療医は、「今後地域医療の核となり得る存在だが、研修を受けた医師が地域で活躍するにはまだ時間が掛かる。そうした中で専門性を有する医師が、その専門領域以外の疾患を抱えた患者を診療しなければならない機会が増えてきている」と研修を始めた背景を述べた。

全日病が総合医育成事業をスタートの画像

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