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学会トピック◎第60回日本老年医学会学術集会
老年医学推進5か年計画を発表、超高齢化社会の課題解決に向けて目標設定

 6月14日から京都市で開催されている第60回日本老年医学会学術集会で同学会が「健康長寿達成を支える老年医学推進5か年計画」を発表した。同学会理事長の楽木宏美氏(大阪大学老年・総合内科学)、副理事長の秋下雅弘氏(東京大学医学部附属病院老年病科)、第60回学術集会長の横出正之氏(京都大学医学部附属病院臨床研究総合センター)が登壇し、学会として今後5年間で取り組む5つの項目について紹介した。

 この計画は、同学会のワーキンググループ(代表:荒井秀典氏[国立長寿医療研究センター病院長])が骨子を作った。楽木氏は「超高齢化社会を迎え、あまりにも課題が山積しているが、社会のニーズに学会が応えるためにも、まずは実行可能で達成が見込める課題を掲げ、学会として取り組んでいく姿勢を示した」と紹介する。

 この計画を作った背景と目的は、「最長寿国となった我が国において、高齢者医療の様々な課題とともに、国民皆保険の危機、貧困高齢者の激増など多くの複雑な社会的課題が提示されており、その情勢の変化も激しい。日本老年医学会として具体的にどのような対応をすべきか、長期的な視野を持ちつつ、直近5年間に絞り込み計画を策定した」としている。

左から秋下雅弘氏、楽木宏美氏、横出正之氏、北岡裕章氏(同学会広報委員長、高知大学老年病・循環器内科学)

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