米国内科学会(ACP)は3月6日、「妊婦を除く成人2型糖尿病患者の薬物療法によるHbA1c目標値に関するガイダンス」を公表し、HbA1c管理目標値として「7~8%」をほとんどの患者で推奨した。これに対し、米国糖尿病学会(ADA)が反論。この目標値はADAが推奨する値よりも緩やかなものであるため、ACPの発表から2日後に公式サイト上で「深く憂慮する」と見解を発表した。HbA1c 7%未満を達成することにより、糖尿病合併症を長期にわたって減少させる明確かつ説得力のあるエビデンスがあると主張している。
ACPの新ガイダンスはAnnals of Internal Medicine誌で公開されている(Qaseem A, et al. Ann Intern Med. 2018)。ガイダンスに掲載されているステートメントは以下の4つ。
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。