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抗微生物薬の適正使用等に関する作業部会で了承
『抗菌薬適正使用の手引き』の具体案まとまる

 厚生労働省の厚生科学審議会感染症部会の下部会である薬剤耐性(AMR)に関する小委員会の、さらにその中に設置された抗微生物薬の適正使用(AMS)等に関する作業部会は2月21日、同部会が作成した『抗菌薬適正使用の手引き』の原案の内容について了承した。今後、『手引き』は親部会の小委員会や感染症部会でも審議され、今年3月をめどに公開される予定。

 薬剤耐性菌の国際的な増加を受け、AMRは国際協力の下で解決すべき問題とされている。これに合わせる形で、政府はAMR対策アクションプランを決定し、抗菌薬の使用量を2020年までに3分の2まで削減することを目標としている。AMS等に関する作業部会は、このアプションプランのうち抗菌薬の不適正使用を減少させるためのマニュアル作成を進めている。

 『手引き』は外来診療を行う医療従事者を対象に作成されており、どのようにして抗菌薬の使用を減らすかについて解説している。扱う症例は、特に不必要な抗菌薬使用が多いと考えられる急性気道感染症(感冒、急性副鼻腔炎、急性咽頭炎、急性気管支炎)と急性下痢症(サルモネラ腸炎、カンピロバクター腸炎、腸管出血性大腸菌腸炎)に焦点が当てられている。

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