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HPVワクチン接種後症状に対する厚生労働科学研究事業
「池田修一氏の発表は不適切」と厚労省が見解

 ヒト・パピローマウイルスHPV)ワクチンの接種後に生じた「運動障害」や「慢性の痛み」などの症状に対する治療法を確立する目的で取り組まれている厚生労働科学研究事業の成果発表会で、信州大学脳神経内科リウマチ・膠原病内科教授の池田修一氏が「HPVワクチンを接種したマウスのみに自己抗体の沈着を示す陽性反応があった」と発表したことに対し、厚生労働省は11月24日、その発表内容を「不適切な発表」とし、「国民に対して誤解を招く事態となった池田氏の社会的責任は大きく、大変遺憾」とする見解をウェブサイトで公表した。

 厚労省は今年3月に「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状に関する厚生労働科学研究事業成果発表会」を開催。「HPVワクチン接種後に生じた症状に関する研究班」の代表を務める池田氏は、「HPVワクチンを接種したマウスのみに自己抗体の沈着を示す陽性反応があった」と発表していた(過去記事:HPVワクチン接種後症状の研究動向を報告)。

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