日経メディカルのロゴ画像

強直性脊椎炎、胆道閉鎖症、好酸球性副鼻腔炎など
自己免疫性疾患を含む44疾患が指定難病に
指定要件を満たさない390疾患の除外も検討

 3月9日、医療費助成の対象となる難病(指定難病)を選定する「指定難病検討委員会(第10回)」が開催され、自己免疫性疾患血液疾患などの44疾患を指定難病とすることが了承された。また腫瘍性疾患など指定難病の要件を満たすか明らかでない390疾患は、7月の指定から外す方針を示した。次回の検討会で全体の整理と再確認を行い、パブリックコメント案としてまとめる予定。

 厚生労働省は(1)発病の機構が明らかでない、(2)治療方法が確立していない、(3)長期の療養を必要とする、(4)患者数が人口の0.1%程度に達しない、(5)客観的な診断基準などが確立している――という5つの要件を満たす疾患を指定難病として定める考えを示している(関連記事)。

 今年の7月までに約200疾患を選定するにあたり、前回までに611疾患が候補として挙がっていた。厚労省は今回、2月までに情報が寄せられた疾患として骨形成不全症軟骨無形成症軟骨低形成症の3疾患を追加。また算出ミスが1つあったとして、検討対象を615疾患とした。

 今回はこのうち、自己免疫性疾患や血液疾患、消化器系疾患など計44疾患が検討対象となった(表1)。44疾患全てについて、指定難病とすることが了承された。

この記事を読んでいる人におすすめ