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全国医学部長病院長会議が改めて反対声明を公表
成田の新設構想、「陳腐で新規性に欠ける」
既存の大学で実施している内容を連ねているだけと指摘

 全国医学部長病院長会議は12月18日、東京圏の国家戦略特区に指定されている千葉県成田市での医学部新設に関して議論する「成田市分科会」の初会合が開催されたことを受け、記者会見を開催(成田市分科会、医学部新設に向け初会合)。分科会で公表された国際医療福祉大医学部新設構想について「新規性に欠ける」「特別国際枠の構想を隠れ蓑にし、一般臨床医の育成を目的としていることを巧妙に隠した構想だ」などと厳しく批判する姿勢を改めて示した。

 全国医学部長病院長会議は今年4月にも成田市への医学部新設は「重大な禍根を残す」との反対声明を発表していた。今回は国際医療福祉大の新設構想の内容を踏まえ、改めて反対声明を示した。

 政府は、特区の医学部新設における条件として、「既存の医学部とは次元の異なる際だった特徴を有すること」を満たすよう求めている。これを達成するため、成田市や国際医療福祉大は「国際的な医療人材の育成」を目的とし、国際化に向けた取り組みを強調していた。

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