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全日病が2014年度経営調査報告を公表
急性期絞り込み・消費税増税で赤字病院が増加

 全日本病院協会(全日病)は12月16日、2014年度病院経営調査報告の結果を公表した。それによると、2014年5月の医業収支が赤字だった病院は全体の25.2%で、2013年5月時点の23.0%より2.2ポイント増加していた。この結果について全日病は、「2014年度診療報酬改定による急性期入院医療の厳格化」と「2014年4月の消費税増税による支出増」が要因だと分析している。

 この調査は、全日病が会員2423病院を対象に2014年5月に実施。回答病院数は930施設で、回答率は38.4%だった。回答した病院のうち、199床以下は638病院、200床以上は292病院で、DPC対象病院は全体の29.1%だった。

 医業収入を医業支出で除した医業収支率を見ると、全体平均は104.6%と2013年度調査から0.9ポイント悪化した。医業以外の収支も加味した総収支率も104.6%で2013年度調査から1.8ポイント悪化している。構成比では、医業収支率115%以上の病院が21.8%(203病院)と一番多かったが、2013年度調査と比べると2%減った(図1

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