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前腕への冷感刺激でワクチン接種の痛みが緩和される!?
接種時の痛み軽減に「クールショット」

写真1 クールショット液を染みこませたコットン

 エタノールメントールと緑色素を溶かした液体を患者の前腕に塗ると、予防接種時の痛みが軽減することが明らかになった。2014年12月6~7日に福岡市で開かれた第18回日本ワクチン学会学術集会で、青木クリニック(神奈川県茅ヶ崎市)院長の青木重憲氏が、インフルエンザの予防接種を受けた患者1595人に実施した結果を発表した。

 青木氏は、消毒用エタノールに、約1%のメントールと緑色の食用色素とを溶解させた液体「クールショット液」を特殊院内製剤として調剤し、研究を実施。クールショット液を染みこませたコットン(写真1)を接種する腕の前腕に広範囲に塗り、息を4~5回吹きかける作業を繰り返すよう、ワクチンを接種する患者に指示し(写真2)、その間にワクチン接種をする手法を「クールショット」と名付けて接種時の痛みが軽減するかどうかを検討した。

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