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名大がバルサルタン臨床研究で調査中間報告
恣意的データ操作なしと判断

2013/12/14
北澤京子=日経メディカル

会見の様子。中央が理事・副総長(公正研究担当)の藤井良一氏。

 名古屋大学は12月13日、バルサルタン(商品名ディオバン)を用いたNAGOYA HEART Study(Hypertension. 2012; 59: 580-6、以下NHSと略)に関して、「恣意的なデータの操作はなかったと判断する」との調査中間報告を公表、記者会見を行った。

 NHSは、2型糖尿病または耐糖能異常に高血圧を合併した日本人患者を対象に、アンジオテンシン2受容体拮抗薬(ARB)のバルサルタンとカルシウム拮抗薬のアムロジピンの有効性を比較した試験。2004年10月に開始され、10年7月に終了した。一次エンドポイントである複合心血管イベントは、バルサルタン群54例(9.4%)、アムロジピン群56例(9.7%)で両群間に有意差なし(HR 0.97、95%信頼区間[CI] 0.66-1.40)という結果だった。

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