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国内の献血から2例目のシャーガス病の抗体陽性例
シャーガス病、渡航歴基に過去の血液製剤を調査へ

第2回血液事業部会安全技術調査会の様子。

 厚生労働省は9月20日、薬事・食品衛生審議会第2回血液事業部会安全技術調査会を開催。同調査会では、先ごろ初めて確認されたシャーガス病感染者の過去の献血による血液製剤の遡及調査の結果が発表されたほか、安全対策が取られる以前の献血による血液製剤について、渡航歴などを基に保管検体の調査を実施する方針を了承した。

 厚労省は8月、中南米出身の40歳代の男性が今年6月に献血した血液から、シャーガス病の抗体と寄生原虫Trypanosoma cruziの遺伝子が初めて確認されたと発表した(関連記事)。この献血による血液製剤は出荷不可となったものの、日本赤十字社が調べたところ、同じ献血者が、06年から複数回にわたって献血を行っていたことが判明し、遡及調査が実施されていた。

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