
厚生労働省は2013年3月19日14時から、第107回医師国家試験(2013年2月9~11日実施)の合格発表を行った。
今回の受験者数は8569人(前回は8521人)で、合格者数は7696人(同7688人)。合格率は89.8%(同90.2%)と9割には達しなかったものの、例年の高水準を維持している。
受験者のうち新卒者は7742人で、合格率は93.1%(前回は93.9%)。男女別にみると、受験者数は男性が5820人(全体の67.9%)、女性は2749人(同32.1%)で、合格率は男性89.0%に対し、女性91.5%だった。
厚生労働省の講堂で行われた合格発表には、200人組ほどの受験者や家族が訪れ、長机に置かれた10冊の閲覧用合格者番号リストで合否を確認した。合否はWebサイトでも確認できるが、ある合格者の女性は「一生に一度のことなので直接確かめに来ました」と笑顔を見せた。
大学別の合格率は、次ページに表で掲載している。
昨年(第106回医師国家試験)の合格発表に関するニュースはこちらから。