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抗リウマチ生物学的製剤セルトリズマブ ペゴル
世界初のPEG化抗TNFα薬が発売

 アステラス製薬とユーシービージャパンは3月8日、成人関節リウマチの治療薬セルトリズマブ ペゴル(商品名:シムジア皮下注200mgシリンジ、以下、セルトリズマブ)を発売した。関節リウマチ治療用の生物学的製剤としては国内で7剤目、TNFα阻害薬としては同5剤目となる。

 抗ヒトTNFαモノクローナル抗体の抗原結合部位(Fab領域)断片にポリエチレングリコール(PEG)を結合(PEG化)させた薬剤で、抗TNFα薬では世界初のPEG化剤だという。

 効能・効果は、成人の「既存治療で効果不十分な関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)」。治療開始時、1回400mgを初回、2週後、4週後に投与し、以後1回200mgを2週間ごとに投与する。症状安定後には1回400mgを4週ごとに投与してもよい。

 薬価は200mgシリンジ1本が7万1297円。維持投与時、1カ月(4週)当たり(400mg)の薬剤費は14万2594円となる。

 プレフィルドシリンジで提供され、医師が適切と判断すれば、患者による自己注射も行える。シリンジは米Oxo社がデザインしたもので、関節リウマチ患者が扱いやすい形状になっている(写真)。

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