厚生労働省は11月18日に「チーム医療推進会議」を開催し、「看護師特定能力認証制度」の骨子案ならびに、診療放射線技師の業務範囲の見直し案についての議論を行った。
現在、保健師助産師看護師法(保助看法)で看護師の業務は「傷病者もしくは褥婦に対する療養上の世話または診療の補助」と定められているが、「診療の補助」の範囲は明確ではない。骨子案は、保助看法の改正により、診療の補助に該当する特定の医行為(特定行為)を明確にし、実施方法を看護師の能力に応じて定めることで医療安全を確保する内容になっている(関連記事:2011.11.7「厚労省、看護師特定能力認証制度の骨子案を発表」)。
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