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大学本院でフルマッチは東京医科歯科、日大など6校
マッチング充足率トップ3は熊本、奈良、東京

 10月27日に発表された医師臨床研修マッチングの結果によると、大学病院にマッチした学生は47.1%と、昨年とほぼ同じ水準だった。だが、大学別の定員充足率を見ると、その変動は決して小さくない。

 大学病院本院の定員充足率は平均で73.7%。充足率が100%だったのは東京医科歯科大日大京都府立医大大阪医大慈恵医大産業医大の6校だった。うち、昨年は100%ではなかったのは産業医大、日大、慈恵医大の3校で、産業医大は40.0ポイント、日大は5.8ポイント、慈恵医大は2.0ポイント充足率が改善した。充足率のアップ幅で見ると、首位は前年の42.6%から89.3%に46.7ポイント上昇した宮崎大。以下、産業医大(60.0%→100%)、山梨大(26.7%→60.0%)、千葉大(40.0%→72.0%)、北大(50.0%→81.2%)と続いた。

 一方、最も充足率が下がったのは、フルマッチから65.9%まで低下した近畿大で、以下、名古屋大(90.5%→57.1%)、日本医大(95.5%→70.5%)、広島大(91.4%→66.7%)、鳥取大(70.0%→45.5%)と続いた。近畿大の充足率ランキングは、昨年の首位から56位まで大きく下がった。

 また、東日本大震災で被害が大きかった東北3県の各大学は、いずれも前年割れ。ただし、充足率のダウン幅で見ると、最も下がった東北大でも10.4ポイントで、小幅にとどまった。

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