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OECDがHealth Data 2010を発表
医療費の対GDP比はOECD加盟国中22位にダウン
日本の公的医療費の水準はほぼOECD平均

 OECD(経済開発協力機構)は6月29日、「OECD Health Data 2010」を公表した。これはOECD加盟および加盟予定の34カ国の保健医療の現状をまとめた国際統計で、毎年この時期に発表される。2010年版では、2008年までの統計を扱っている。

 2008年の保健医療支出の対GDP比はOECD平均で9.0%で、前年から0.1ポイント増となった。OECDでは、医療費自体が増加したほか、アイルランドやスペインなどで、景気後退によりGDPが減少した影響もあると分析していた。

 日本の医療費の対GDP比は8.1%で前年と変わらず、OECD加盟31カ国中22位。アイルランドが7.6%から8.7%に跳ね上がったため、日本は前年より順位を1つ下げた。対GDP比で最も医療費の比率が高かったのは米国で16.0%。以下、フランス、スイス、オーストリア、ドイツ、カナダ、ベルギーと続き、医療費がGDPの10%を超える上位国の顔ぶれについては、前年からの変動はなかった。

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