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新型インフルエンザA/H1N1
新型インフルの輸入ワクチン承認へ
2月から健康成人向けに接種開始

厚生労働省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会は1月15日、新型インフルエンザ(H1N1)の輸入ワクチン2剤の特例承認を了承する答申をまとめた。

 1月15日に開催された厚生労働省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会で、新型インフルエンザA/H1N1)の輸入ワクチン2剤の特例承認を了承する答申がまとまった。

 これを受けて長妻昭厚生労働大臣は同日会見し、政務三役会議を踏まえて、1月20日付けで特例承認を決定すると発表。「これは国家の危機管理として必要な措置。万全の体制を取る必要がある」と述べた。医療用医薬品としての特例承認は今回が初めて。約9900万回分(成人量換算)が輸入され、2月初めをめどに健康な成人への接種が開始される見込みだ。

 審議にかけられたのは、グラクソ・スミスクラインの乳濁A型インフルエンザHAワクチン「アレパンリックス(H1N1)筋注」と、ノバルティス ファーマの「乳濁細胞培養A型インフルエンザHAワクチンH1N1『ノバルティス』筋注用」。予防接種としては、既に医療従事者、基礎疾患を持つハイリスク者、妊産婦などを対象とした国産ワクチンの接種が進んでいるが、今回特例承認が適用される2種類の輸入ワクチンは、これら優先接種対象者以外の、健康な成人が主な対象となる。

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