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ブデソニド懸濁液、アドエアなど新薬も盛り込む
小児気管支喘息ガイドラインが3年ぶりの改訂

 日本小児アレルギー学会は2008年12月13日、3年ぶりの改訂となる「小児気管支喘息・管理ガイドライン2008」(JPGL2008)を公表した。基本的には前回のガイドライン(JPGL2005)を踏襲しているが、新たな薬剤を追加したり、重症度と治療ステップとの関係を分かりやすく整理したりするなどの変更が加えられた。

 重症度分類に関して、JPGL2005では重症持続型(1、2)と分類されていたものを、JPGL2008ではそれぞれ重症持続型、最重症持続型と名称を変更した。これは、09年にも発売が予想されている、抗IgE抗体が、最重症持続型にのみ適用されることを想定したものだ。

 さらに、重症度と治療ステップの関係について、症状のみによる重症度を「見かけ上の重症度」、現在の治療ステップを考慮した重症度を「真の重症度」と呼び、「見かけ上の重症度」と「真の重症度」との組み合わせで重症度分類ができるように整理した。

 長期管理に関する薬物療法プランでは、吸入ステロイドとして生後6カ月から5歳未満まで使用可能なブデソニドの懸濁液、さらに、長時間作用型β2刺激薬のサルメテロールと吸入ステロイドのフルチカゾンの合剤(アドエア)が新たに加わった。アドエアは、6~15歳の年長児の、ステップ3の追加治療ならびにステップ4の基本治療の選択肢として位置付けられた(表1)。

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