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「タミフルと異常行動」に新データ
まずは基礎研究結果、近く臨床研究データも公表へ

 厚生労働省が設置した「リン酸オセルタミビルの基礎的調査検討のためのワーキンググループ」の会議が10月24日、開催された。同ワーキンググループは6月16日に開催された第1回会議で、リン酸オセルタミビル(商品名:タミフル)の服用と異常行動との因果関係を確認するために必要と考えられる複数の非臨床試験の実施を中外製薬に指示していた。このほど中外製薬から、試験の一部について報告がされ、その結果を検討した。

 今回、結果が報告されたのは、

(1)非ウイルス・シアリダーゼ(特にニューロン組織由来シアリダーゼ)のOP、OC選択性の確認。中枢性作用に関連する受容体とのバインディング・アッセイ
(2)脳内での暴露に関連する能動輸送過程(トランスポーター)に関するin vitro試験
(3)ラットにおける脳、脳脊髄液および血漿中濃度の測定。
(4)脳内のカルボキシルエステラーゼ1(hCE1)による未変化体の代謝(エステル加水分解)に関するin vitro試験(脳組織)
の4本の試験。

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