
ベッドや布団の上に敷いて眠るだけで、SASの検査ができる
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査は通常、口や鼻にマスクを装着したり、指に装置を付けなければならないなど、患者には不快さが付きまとう。しかし、これからは体に何も付けず、ただ寝るだけで検査ができるようになりそうだ。
スズケンが9月1日から発売する「スリープレコーダSD-101」(写真)は、これまでのSAS検査機器とは全くコンセプトが異なる、日本初のシート型の機器だ。これをベッドや布団の上に敷いて眠るだけで、SASの検査ができる。
従来の睡眠ポリソムノグラフィー(PSG)などの機器とは異なり、鼻や口などの身体部位にセンサーを貼り付ける必要がなく、拘束感がないため患者の睡眠を妨げない。また、検査中に装着したセンサーが外れる心配がないのもメリットだ。