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【2型糖尿病の薬物治療に関する調査 Vol.5】
2型糖尿病の薬物治療を開始する際に重視する点は

 2型糖尿病の薬物治療を開始する際、多くの医師は「高血圧・動脈硬化性疾患などの合併症の有無」を最も重視していることが分かった。日経メディカル オンラインが医師会員を対象に行った「2型糖尿病の薬物治療に関する調査」で明らかになった。

 糖尿病治療では、作用機序の異なる経口剤や作用時間の異なるインスリン製剤が登場したことで、患者の生活習慣や糖尿病の病態を考慮したきめ細かい薬物療法が可能になってきた。こうした動向を踏まえ、日経メディカルオンラインでは、特に2型糖尿病の薬物治療に焦点を当てた実態調査を企画。5月29日から6月15日まで医師会員を対象にネット調査を依頼し、最終的に 224人から協力が得られた(回答者の主なプロフィルは文末参照)。

 調査では、2型糖尿病の薬物治療を開始する際に重視する点について、具体的な項目を挙げて選択してもらった(複数回答)。その結果、「高血圧・動脈硬化性疾患などの合併症の有無」を挙げた人が73.7%に上った。「糖尿病性合併症の有無」が70.5%で続き、「合併症」を意識する人が大半であることが分かった。

 このほか、「食事療法や運動療法で効果が出ているのかどうか」が67.9%、「インスリン抵抗性の状態」が61.6%で、ここまでが60%以上だった。「生活習慣への介入による効果が見込めるのかどうか」は54.9%、「病識が十分かどうか」は51.3%、「肥満であるかどうか」も46.0%あった(図1)。

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