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【2型糖尿病の薬物治療に関する調査 Vol.1】
肥満を伴う2型の第1選択薬、インスリン抵抗性改善薬が最多

 軽症2型糖尿病治療の第1選択薬として使われる薬は、肥満を伴う2型の場合、インスリン抵抗性改善薬が30.4%で最も多いことが分かった。肥満を伴わない2型の場合は、アルファグルコシダーゼ阻害薬(αGI)が33.5%で最多だった。日経メディカル オンラインが医師会員を対象に行った「2型糖尿病の薬物治療に関する調査」で明らかになった。

 糖尿病治療では、作用機序の異なる経口剤や作用時間の異なるインスリン製剤が登場したことで、患者の生活習慣や糖尿病の病態を考慮したきめ細かい薬物療法が可能になってきた。こうした動向を踏まえ、日経メディカル オンラインでは、特に2型糖尿病の薬物治療に焦点を当てた実態調査を企画。5月29日から6月15日までの間にメールマガジンで3回、医師会員を対象にネット調査への協力を依頼し、最終的に224人から回答が得られた(回答者の主なプロフィールは文末参照)。

 焦点の一つとした軽症2型糖尿病治療の第1選択薬については、スルホニル尿素薬(SU薬)、速効型インスリン分泌促進薬、アルファグルコシダーゼ阻害薬(αGI)、ビグアナイド薬(BG薬)、インスリン抵抗性改善薬、インスリン製剤を提示。肥満を伴う軽症2型糖尿病および肥満を伴わない軽症2型糖尿病のそれぞれについて、第1選択薬を選択してもらった。

 その結果、肥満を伴う軽症2型糖尿病では、インスリン抵抗性改善薬が30.4%で最も多く、BG薬が28.6%、αGIが24.6%で続いた。この3種類で83%を超えていた(図1)。

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