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成人麻疹の流行、依然続く
99年以降で最大規模に、関東地方から拡大の懸念も

図1 成人麻しんの年別・週別発生状況 国立感染症研究所感染症情報センターのWebサイトから転載。
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 関東地方で麻疹が流行している。特に、成人麻疹は大流行した2001年に匹敵する報告数が上がっており、国立感染症研究所などは注意を呼びかけている。既に関東の中学や高校、大学などでは、休校の措置を取ったところも出ている。

 感染研の感染症週報によると、成人麻疹は3月中旬より急増し、第16週(4月16日~22日)の成人麻疹(15歳以上)の定点当たり報告数は0.087で、1999年以降の同時期と比較して最多となった(図1)。感染者は10歳代と20歳代が多く、15歳~29歳で全体の77%を占めている。成人麻疹は小児に比べて重症化しやすく、脳炎や肺炎の合併症に注意が必要となる。

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