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【第81回日本感染症学会総会】
36年ぶり「狂犬病」の詳細が明らかに

洛和会音羽病院の山本舜悟氏(左、現在は亀田総合病院)と二宮清氏

 昨年末、36年ぶりに国内での発症例が確認された狂犬病関連記事)。その患者を診察した洛和会音羽病院(京都市山科区)の総合診療科・感染症科のグループが、臨床経過の詳細を第81回日本感染症学会総会で報告した。

 患者は、60歳代の男性。昨年11月6日に、発熱、咳、鼻汁などの風邪様症状で、かかりつけ医を受診し、感冒と診断された。症状が改善しないことから、12日に同病院の救急外来を受診した。

 来院時には上気道症状があり、問診では「水を飲もうとすると、むせこんで息苦しくなる」「風が当たるとつらいので風をよけて歩いている」と話した。脱水症状が認められたことから点滴を行い、帰宅させた。

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