ガイドラインに対する最大の不満は、日本人でのエビデンスが乏しいこと--。これは、日経メディカル オンラインが実施中の「循環器病関連ガイドラインの浸透度調査」で明らかになったもので、回答者の約4割が挙げていた。臨床現場では、海外のエビデンス中心のガイドラインを日本人に応用することに対する戸惑いがうかがえる結果だった。
調査は、第71回日本循環器学会総会・学術集会を機に実施しているもので、循環器病の診断と治療に関するガイドラインについて、日常診療での利用頻度や利用目的、診療への影響、不満に思う点などを尋ねている。3月31日までに100人余の回答があった。以下に3月31日時点の結果を紹介する。
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