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米国女性のHPV感染率は26.8%
最も高いのは20-24歳で44.8%が感染

 性行為感染症の中で最も多いのが、ヒトパピローマウイルスHPV)感染だ。2006年6月にFDAの承認を得たHPVワクチンの適用が広まる前に、米国のHPVの感染率を知ることは有意義だと考えた米国疾病管理センター(CDC)のEileen F. Dunne氏らは、一般の人々を代表する女性の集団に対してHPV DNA検査を実施した。最も感染率が高かったのは、20-24歳で44.8%だった。詳細はJAMA誌2007年2月28日号に報告された。

 National Health and Nutrition Examination Survey(NHANES)2003-2004の対象となった14-59歳の女性から被験者を抽出。自宅を訪問して面接調査を実施(2482人)、さらに移動検診センターで診察(2387人)、自分で採取した膣スワブ標本の提供を受けた(2026人)。検査が可能だった1921人のスワブをL1コンセンサスPCR法と遺伝子型特異的プローブを用いたハイブリダイゼーション法を用いて分析するとともに、人口統計学的情報、性行動に関する情報も得た。

 調査の結果、14-59歳の女性(1921人)の26.8%(95%信頼区間23.3-30.9)が、いずれかの型のHPVに感染していた。米国の2000年の国勢調査のデータを基に計算すると、米国の女性の2490万人が感染していることになる。

 年齢別のHPV(あらゆる型のHPVを含む)の感染率は表1のような結果となった。

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