国立感染症研究所(感染研)感染症情報センターの「インフルエンザ流行レベルマップ」の最新版によると、2月27日現在、流行発生の「警報」が発令されている地域が、前週の10府県から13都道府県に拡大した。今回、新たに「警報」が発令されたのは、東京都、北海道、兵庫県。東京都は、今シーズン、関東地方で最初の警報発令地域となった。一方で、四国4県と青森県、岩手県は、今シーズン1度も注意報すら出ておらず、流行には至っていない模様だ。
全国レベルで見ると、2007年第7週(2/12~18)の定点当たり報告数は11.9。第2週以降、変わらず上昇を続けているが、グラフ(図1)で見ると上昇スピードは弱まったようにも見える。
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