インフルエンザの流行が本格化している。国立感染症研究所(感染研)感染症情報センターの「インフルエンザ流行レベルマップ」の最新版によると、全国の定点当たり報告数は9.95と前週の約2倍となり、今年に入ってから増加が続いている(図1)。定点当たり報告数が「10」というのは、最近10年で流行のピークが最も遅く、流行規模も小さかった2000-01シーズンの、ピーク時と報告数とほぼ同じレベル。今シーズンは、流行の始まりが遅かったこともあり、流行規模も小さいのではないかという見方もあったが、まだしばらくは流行状況のチェックが必要なようだ。
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