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【2006-07インフルエンザ速報 Vol.6】
インフル「注意報」が22都道府県に拡大

 国立感染症研究所(感染研)感染症情報センターの「インフルエンザ流行レベルマップ」の最新版で、愛知県と宮崎県に「警報」が、北海道から沖縄県までの全国22都道府県に「注意報」が発令された。これは、2007年第5週(1月29日~2月4日)の定点医療機関からの報告をまとめ、分析した結果。前週までは、警報が愛知県のみ、注意報は全国で5県に止まっていた。ここに来て、インフルエンザの流行地域が全国化していることがうかがえる。

 全国の定点当たり報告数は5.3で、前週(2.6)の約2.1倍、前々週(1.1)の約5倍に増加。流行は、まだピークを迎えていない模様だ。実際、全国の有志医師により運営されている「MLインフルエンザ流行前線情報DB」(下の紹介記事を参照)では、報告数はいまだに増加を続けており、第5週(1月29日~2月4日)から第6週(2月5日~11日)で見ても、1552件から2727件と約1.8倍に増えている。

 なお、2月8日~14日の期間で見ると、宮崎県、山形県、岐阜県、三重県などで、有志医師1人当たりの報告数が多くなっている(下図)。また、ウイルスタイプ別に見ると、例年の同期時に比べてB型の比率が高い状況に変わりはなく、報告例の全体の4割ほどをB型が占めている。

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