制酸薬として広く処方されているプロトンポンプ阻害薬(PPI)を長期間使い続けると、骨折リスクが高まることが、大規模な観察研究の結果、明らかになった。米ペンシルバニア大学のYu-Xiao Yang氏らが、英国の医療記録データベースを利用して、50歳以上の男女を対象とするケースコントロール研究を行い、PPIを1年以上使用していると、大腿骨頸部骨折リスクが44%増すことを確かめたもの。詳細は、Journal of American Medical Association(JAMA)誌2006年12月27日号に報告された。
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