腹部大動脈瘤破裂の予防や、待機的修復術の必要性を減らす効果が証明された薬剤はこれまでのところなかった。カナダ トロント大学のDaniel G Hackam氏らは、アンジオテンシン転換酵素(ACE)阻害薬が、集団ベースのケースコントロール研究の結果、ACE阻害薬を投与されていた場合の腹部大動脈瘤患者の破裂リスクは17%低くなることを示した。詳細は、Lancet誌2006年8月19日号に報告された。
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。