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研修医が戻らず全国の大学が悲鳴
全国医学部長病院長会議が制度改革求め緊急声明

図1 地域別の研修医の動向(全国医学部長病院長会議による)

 2006年春の大学医局入局者数が、卒後臨床研修が必修化される前の2002年と比べて3割減となったことが全国医学部長病院長会議(会長:信州大医学部長大橋俊夫氏)の調査で明らかになった。それによると、全国80大学で、2002年には71.4%の卒業生が入局していたのに対し、今年3月に臨床研修を終えた卒後3年目の医師では50.6%にとどまり、入局者は29.1%減となった。

 地域別では特に減少幅が大きいのは、四国(59.2%減)、北海道(56.7%減)、東北(52.2%減)など。人口50万人以上の大都市を抱える都道府県では9.8%の減少にとどまったのに対し、それ以下の都道府県では56.6%減となり、地域差が大きく表れている(図1)。

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