コーヒーの摂取量と肝硬変発症が逆相関の関係にあることは既に示唆されているが、12万5千人を22年間追跡した大規模研究で、アルコール性肝硬変リスクや血中肝酵素レベルとコーヒー摂取との間に逆相関関係があることが改めて確認された。毎日4杯以上コーヒーを飲む人は全く飲まない人に対し、アルコール性肝硬変の発症率が5分の1に過ぎないという。米Kaiser Permanente Medical Care Programの研究部門に所属するArthur L. Klatsky氏らの研究で、Archives of Internal Medicine誌2006年6月12日号に報告された。
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