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成人喘息ガイドラインが改訂
軽症持続型では全例に吸ステを

 気管支喘息の診療ガイドライン(JGL2006)が3年ぶりに改訂され、5月30日に開催された第18回日本アレルギー学会春季臨床大会で発表された。成人喘息での大きな変更点は、ステップ2(軽症持続型:症状の出現頻度が週1回以上)の長期管理において、吸入ステロイド薬が唯一の第1選択薬となり、他剤と明確に区別されたことだ(表1)。

 従来のガイドライン(JGL2003)では、ステップ2の第1選択薬として吸入ステロイド薬を強調しながらも、「あるいは下記のいずれか連用、もしくは併用」として、テオフィリン徐放製剤、ロイコトリエン拮抗薬、DSCG(クロモグリク酸ナトリウム)を列挙しており、優先順位が必ずしも明確ではなかった。このため、長期管理薬として最も重要な吸入ステロイド薬が投与されない患者が少なくなかった。

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