フランスSanofi-aventis社は8月19日、アントラサイクリン系抗がん剤で治療した後に病態が進行した進行乳がん患者に対して、タキソイド系抗がん剤「タキソテール」(一般名:ドセタキセル)を投与すると、同系統の抗がん剤「タキソール」(一般名:パクリタキセル)と比較して、全生存期間と無増悪期間が有意に延長されたと発表した。有意性を証明するフェーズ3試験の結果は、Journal of Clinical Oncology誌2005年8月20日号に掲載された。タキソテールとタキソールは、進行乳がん患者の治療に一般的に使用されている。
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