エキナセアは風邪に効くハーブとして広く用いられている。様々な臨床試験が行われてきたが、その有効性については議論がある。米Virginia大学Ronald B. Turner氏らは、健常人を対象に、組成が明らかなエキナセア抽出物または偽薬を投与し、普通の風邪症状を引き起こすライノウイルスを感染させる二重盲検試験を行い、感染率、症状などに有意な差は見られないことを明らかにした。詳細はNew England Journal of Medicine(NEJM)誌2005年7月28日号に報告された。
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