マルチスライスコンピューター断層撮影(マルチスライスCT)を使うことで、閉塞性冠動脈疾患を非侵襲的に比較的高い精度で検出することが可能のようだ。これは、ドイツUlm大学のMartin H. K. Hoffmann氏らが、従来の侵襲型冠動脈造影と比較して明らかにしたもので、Journal of American Medical Association(JAMA)誌2005年5月25日号で発表した。MSCTの閉塞性冠動脈疾患の検出力について、部位ごとに調べた研究はこれまでにあるが、個々の患者ベースに調べたものは珍しい。
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