急性心筋梗塞(AMI)患者では、左室リモデリングはその後の罹患率および死亡率を増加させることが知られている。ACE-Iの有効性はSOLVDなどにより示されていたが、近年ELITE、ELITE II、OPTIMAALなどによりARBの左室リモデリング抑制効果が示され、また最近のVal-HeFT、VALIANTによりバルサルタンの有効性が明らかにされた。しかし日本人が通常使用する用量での左室リモデリング抑制効果に関して比較検討したスタディは少ない。
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